R2010(275位)不利対面をくつがえせ!!~ロトゲザン~
みなさんお久しぶりです。シーズン13お疲れ様でした。
シーズン4以来取れなかった最終レート2000越えを再び達成することができたので構築記事を残します。
並び
構築経緯
初めに環境トップの物理ポケモンの水ウーラオスとパオジアンに不利をとらず、後出しから展開を作れるポケモンがいないか考えた結果、DLC後編からいたみわけを習得したロトムに出会いました。だし負けからでもテンポを取り戻して勝てるパーティーをコンセプトにパーティーを組みました。
ロトムは特殊に弱いこともあり、環境に多いサーフゴー、ハバタクカミ、テツノツツミに後出しから展開を狙えるドドゲザンを相棒として2匹目にしました。
つづいて、いかくやあまえるが効かないドラパルトが強そうだと思い、ラムのみを持たせた抜きエースとして採用しました。
上記の3匹だとアカツキのガチグマとキョジオーンがとても重たかったのでメガネイーユイを採用。
イーユイがパーティーに採用されているとステルスロックを巻いてくるディンルーに対して強くでながら、どくびし対策もできるハチマキオオニューラを採用しました。
最後にステルスロックで相手のサイクルを防ぎつつイーユイにも強いガブリアスを採用して構築が完成しました。
個体紹介
性格:ずぶとい
157(252)-×-174(252)-125-126(4)-106
いたみわけの習得により、場持ちがよくなった選出率圧倒的1位の神ポケモン。
あらゆるカイリュー、ウーラオス、パオジアンに後出しから不利をとりにくいのがとても強かったです。しかし、スケイルショットカイリューの場合テラスをきらないと回数次第で落とされてしまうため、スケショカイリュー+水ウーラオスが相手にいる場合はテラスを切らずに対処するかどうか考える必要が出てきます。
場持ちがよくなったとはいえ、有利にでれる相手が多い分過労死しやすいのは変わりません。いかに役割ポケモンへ遂行するためのHPを残せるかが鍵でした。
対カイリューにおいてスケイルショットはいたみわけ+イカサマでほとんど倒せます(スケショのB-2または、B-1+ゴツメ)。でんじはエアスラはこちらに有効打がないため、いたみわけと攻撃で削ります。耐久カイリューの下からボルトチェンジしたい場面が多かったため、S下降補正のほうが強かったかもしれません。
パオジアン、水ウーラオスに関しては後攻ボルトチェンジで有利対面を作ります。HPが半分ほどのときはいたみわけから入ります。
オーガポン後出しされるのが一番苦しいのでボルトチェンジの盤面操作がとても重要でした。
耐久ライン
・特化カイリューのスケイルショット4発確定2耐え
・特化水テラウーラオスのすいりゅうれんだ32.4~40.1%
・ようきパオジアンの電テラバ38.2~45.8%
ドドゲザン
性格:いじっぱり
201(204)-185(108)-141(4)-×-119(108)-81(84)
ブエナハバタクカミに後出しから圧をかけられる選出率2位の万能ポケモン。
ハバタクカミ以外にも、イーユイ以外の特殊アタッカーに強く後出しから負けることはあまりありませんでした。ムーンフォースや、シャドーボールにたいしては後出しが安定して、追加効果を引いた時の圧力はとても強かったです。
また、フェアリーテラスによってカイリューや両ウーラオス、パオジアンに対しても抗えるのが強かったです。
一方でメガネハバタクカミ、メガネテツノツツミには後出しでは勝てないのでブーストエナジーが発動しなかった場合警戒しましょう。
このポケモンの注意点としては、決してハサミギロチンを脳死でうってはいけません。脳死で打つ場合はもうプレイングで負けていて、降参状態です。しっかりとどこが負けの要因になったのかを考えましょう(当たらないと負けになった時点でプレイングか選出で負けています)。しかし、ハサミギロチンをうたずに勝つことが一番ですが打たないと勝てない場面はたくさんありました。
まずハサミギロチンを一番強いと思った瞬間が交代読みです。経験に基づく読みも多いのですがカミ対面はウーラオスやカイリューなどアイアンへッドを受けられるポケモンが出てくる場合にうつなどです(炎オーガポンが相手にいるときは絶対にドゲザンうったほうがつよいです)。
もう一つはりゅうまいカイリューなどの積んでくる相手にハサミギロチンで圧をかけてふいうち退場する手段です。こちらはなかなか決まりませんでしたが、強い動きだったと思います。最後にロトムのHP温存したいときのはねやすめ耐久カイリュー、キョジオーンやヘイラッシャなどの耐久ポケモンにたいしてうつ場面です。この使い方が一番多かったです。
技の選択がかなり重要なポケモンであるため、経験と熟練度を詰み、相手のパーティーを見た技選択が重要なポケモンだと思います。
火力ライン
・HB特化ハバタクカミに対してドゲザンで81.2%で乱数2発
・無振りテツノツツミに対してドゲザンで確定2発
耐久
・おくびょうメガネハバタクカミのムーンフォース2発耐え
すばやさライン
・無振り60族抜き調整
ドラパルト
性格:いじっぱり
188(196)-189(252)-95-×-95-170(60)
ランドロスのいかくやハバタクカミのあまえるやでんじはで機能停止にならない積みアタッカーだと思い採用しました。選出率は高くなく5位でした。
考察通り、ハバタクカミのでんじはやあまえるを無効にしながら立ち回れるのはとてもつよかったです。またりゅうまい後のスイープ性能も高く優秀だと思いました。
しかし、特化1りゅうまいでも火力が絶妙に足りないときが多かったので相手のテラスによる耐性の変化に弱かったです。
りゅうまい後の不意打ち択によっては3タテできる性能もあるとおもったので練度が足りなかったと感じました。また、調整もとりあえずあまりHぶっぱしたので環境によってBDに振り分けたっほうがいいかなと思いました。
ドラパルトのすりぬけをちらつかせてキュウコンを選出させないのも強かったです。
火力ライン
・弱点をつかない限り1龍舞ではほとんどのポケモンをワンパンできません。
・1龍舞ドラゴンアローでテツノツツミ乱数56.2%で確定1発
耐久ライン
・おくびょうテツノツツミのフリーズドライ確定耐え
すばやさライン
・最速ガブリアス抜き
イーユイ
性格:おくびょう
133(20)-×-100-187(252)-140-165(236)
受けを許さない超火力ポケモン。選出率3位。
キョジオーンやガチグマなど固くて倒しにくいポケモンを崩す目的と、受けループの減少や最速ウーラオス、コノヨザルの増加を考えておくびょうで採用しました。物理耐久はもろいため割り切った行動が必要に感じました。
初手に選出することが多く、ガチグマ対面では容赦なく草テラバーストで吹き飛ばしましょう。チョッキガチグマが残ってしまうとロトムのドロポンを当てないといけません。キョジオーン対面は初手まもるで様子見されてしまうため、正解がわかりませんでした。テラスきってあくのはどうするのが一番安定な気もします。
なお、おくびょうのためHD振りのドヒドイデはサイコキネシス1発で落とせないので注意が必要です。
かえんほうしゃをうつ場面が少なかったので、オーバーヒートでよかったかもしれません。
火力ライン
・HD特化キョジオーン(たべのこし込)に対してあくのはどうが73.4の乱数で2発
・H252Ⅾ44までのコノヨザルまでサイコキネシスで確定1発
・H244チョッキキラフロルに対してサイコキネシスが乱数31.2%で1発
耐久ライン
・余った努力値をHPに回しましたが、活きた場面がなかったためCSぶっぱでもいいかもしれません。
すばやさライン
・最速ウーラオス抜き抜き
オオニューラ
性格:ようき
155-182(252)-81(4)-×-100-189(252)
火力と状態異常を押し付ける二匹目の超火力ポケモン。選出率は4位でした。
実はあのウーラオスと同じ火力のインファイトをうててしまいます!!!さらにS120というすばやさに加えてほのおのパンチ習得によってハッサムにも強くなりました!(シーズン12で初手ハッサムをいったい何匹葬ったことか、、、)
オーガポンやトドロクツキの上から行動できることに加えて、インファイトによって多くのディンルーやガチグマを吹き飛ばせるのが本当に強かったです。型がマイナーなためテラスでケアされることが少なかったのでとりあえずインファイトうつことが多かったです。
初手にだすことが多く、どくびしオオニューラを警戒させるのも強いと思いました。
また、ハチマキフェイタルクローの火力もすさまじくウーラオスやカイリューのほとんどが確定2発です(ねむりを引いたら最強です)。
どくしゅによって、とんぼがえりや、微妙に落とせないときの火力補強になったのも強かったです。
火力ライン
・H4B252ディンルーに対してインファイトが乱数43.7%で1発
・HB特化アカツキガチグマに対してインファイトが乱数37.5%で1発
・H252ウーラオスに対してフェイタルクローが乱数99.6%で2発
耐久ライン
・水テラスで特化水テラウーラオスのすいりゅうれんだアクアジェットを確定耐え
すばやさライン
・トドロクツキの上からも行動したいため最速ぶっぱ
性格:ようき
215(252)-152(12)-115-×-105-168(244)
ステルスロックまき要因。選出率は6位でした。
H振りだけで相当固く、ステロドラテの仕事ができます。しかしAに振ってないため火力は足りないポケモンでした。
テラスの変え忘れで地面テラスだったが、あまりテラスを切らない+鋼テラスになるとキョジオーンに対してのクッションができないと気づき地面のままにした。
テラスをガブリアスに切りたくない場面が多く不利対面でもつっぱることが多かったためたすきの方がよかったかもしれないと感じました。
ステロ+ドラゴンテールのかき回し性能は非常に高く、サメ肌の定数ダメージもとても強く感じました。
ランドロスやハッサム入りのサイクル構築やステロがとても刺さってるパーティーに選出してました。
火力ライン
・あまりをAに振ったがアイアンヘッドの火力は全くないのでカミには勝てません。
・ドラゴンテール+ステロのダメージのほうが総合的にダメージが高くなりやすいので去り際にじしんうつ感じでした。
耐久ライン
・C156ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
・無振りテツノカイナのれいとうパンチ72.5~87.4%
・ようきA252オーガポンのじゃれつく46.2~54.4%
すばやさライン
・ガブリアス抜き調整が多いのと、ミラーはドラゴンテールをうつので最速100族抜きにしました。
選出例
①オオニューラ+ロトゲザン
ディンルーが見えたらまずこの選出でした。ディンルーがテラスを切ってきた場合テラス択がなくなるのでロトムのHP管理をしながらけずっていきます。HBぶっぱのディンルーが増えており落としきれない場面も多かったですが大きくけずれるのでほぼ昨日停止まで追い込めました。
②イーユイ+ロトゲザン
コノヨザル、キョジオーン、アカツキガチグマが見えたらこの選出をしました。コノヨザルはもともと仕事されてしまうので大きく削って退場していました。キョジオーン対策をイーユイで対策していたため、キョジランドの並びがほんとに嫌でした。しかし両方がでてくることなかったのでそんなに気にする必要なかったかもしれません。
ステルスロックが刺さっているパーティーで相手の特殊ポケモンが薄い場合、キノコ類(キノガッサ、モロバレル)がいるパーティー、ママンパオのパーティーに選出してました。いかにガブとロトムでテラスを切らずに相手パーティーを削れるかが重要でした。
④イーユイ+ロトム+オオニューラ
相手全体的に柔らかく、すばやさがおそいパーティーに選出してました。ロトムをクッションに高火力を押し付けます。
⑤ロトゲザン+ドラパルト
ロトゲザンでサイクルしながらけずり、ドラパルトでスイープする選出です。ロトムとドドゲザンを後出しして勝つことを意識していたせいかあまり選出しない組み合わせでした。もう少し試したかったです。
⑥ガブリアス+ロトゲザン(追記)
岩ポン特化選出、ガブリアスがいないと岩ポンがとてもきつかったのを思い出したので追記します。岩ポン入りのパーティーは岩ポンが必ずといって選出されていたのでこの選出をしました。ガブリアスはステルスロックを巻いて岩ポンの相手をするだけです。
総括
実は前日まで構築がありませんでした。そのため最終日の前日には13000位まで落ちてしまい、最終日は4桁後半からスタートしました。
最終日前日、ロトムとドドゲザンがとてもささっていることはわかっていたのでオオニューラとガブリアス以外の4匹まで決めていました。
シーズン12は惜しくもレート1900ほどで2000達成できなかった無念を晴らしたいとオオニューラの声が聞こえたため、オオニューラを信じて6匹が決まりました(前期もめっちゃ活躍しました)。しかし、ガブリアスとドラパルトに関してはまだまだ改善できそうだと思います。
まだまだ詰められるところがたくさんあるパーティーというのが結論ですが、レギュレーションが切り替わってしまうのでお別れです。お疲れ様でした。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のレギュレーションからはあの懐かしいポケモンや新ポケモンが参戦し楽しみです。この調子でレート2100、順位2桁を目指して頑張りますので応援してくださると幸いです。記事に関して質問がございましたら、Xまでご連絡ください。
それでは、またレート2000以上達成しましたら記事を投稿しますので、読んでいただけたら幸いです。
戦績
S4 シングルレート2036.014(300位)
S13 シングルレート2010.623(275位)
127勝 88敗
連絡先
X→@kagenui_ARATA